授業実践事例集 −ベッドから車椅子への移動介助−
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高等学校 家庭   徳島県立城西高等学校  水本 純子

活用のポイント

授業場所 ■教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 □運動場 □屋外 □その他〔       〕
授業形態  ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔       〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他[       〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔       〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔       〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔       〕


セールスポイント

福祉を学ぶ生徒が行う介護技術の動画を見て、介護の基本的な技法を実践的に学ぶ授業事例である。説明の文字や矢印を書き加えた介護動作の動画を、パソコン・プロジェクタを利用し、大画面で提示しながら授業を進めることにより、生徒はどの位置からも見やすい。また、動作を段階ごとに見ることや、スローモーションで確認すること  もできるため、ポイントがつかみやすく、実践に向けての意欲を高めることができる。


単元名

「ベッドから車椅子への移動介助」
学習指導要領の内容:
高等学校 家庭総合  (3) 高齢者の生活と福祉
ウ 高齢者の介護の基礎


指導目標

  • 日常生活の介助を体験的に学ぶことを通して、高齢者介護の心構えやコミュニケー ションの重要性について認識させ、高齢者とてきせつにかかわることができるよう にさせる。
  • 寝たきりを予防する介護の重要性を理解させ、ベッドから車椅子への移動の援助の方法を実践的に学ばせる。

指導計画

(導入)
  • 寝たきりは寝かせきりから作られることを知り、ベッドから離床させる介護の重要性を、理解させる。
  1. ・自作のイラストをスクリーンに映して説明する
     
    donyu.wmv (3.4MB)

(展開)
  • 生徒(代表者)が要介護者、援助者になり、ベッドから車椅子への移動の援助を試みさ せる。

  1. zissyu.wmv (2.5MB)

     
  • 安全・安楽な介護を行うためには、知識・技術が必要であることを知らせる。
  • ベッドから車椅子への移動の介助方法を、スクリーンに映した動画コンテンツを見ながら、代表者に、実践させる。
  1. ・各介護動作の段階ごとに動画を提示し、ポイントを確認しながら説明する。
    ・スローモーションでの提示も行い、ゆっくり確認できるようにする。

    zissyu2.wmv (4.1MB)

  • 生徒を2人1組にして、立ち上がりの介助方法について、実際に体験させる。
  1.  
    zissyu3.wmv (1.7MB)

(まとめ)
  • 介助を行うには、何が大切かをペアで話し合わせる。


指導上の留意点

介護動作の動画の提示のみに終わらず、体験的に学べるようにコンテンツを活用する。 
実習を通して、高齢者介護の心構えや、コミュニケーションの重要性について認識でき るよう指導する。



使用教材


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「日常生活の自立支援」  移動 ベッドから車椅子へ

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